観劇と本と雑記

宝塚にハマりそこから様々な舞台を見に行くようになりました。本や観劇中心の日記です。

宝塚にハマるように前から種はまかれていた

 

私が宝塚を初めて観劇したのは星組「スカーレット・ピンパーネル」でした。
一度は見てみたいと親にお願いをしてバスツアーでホテルのランチと観劇のツアーに参加しました。
宝塚の知識はほぼなく、知っている事をいえば

・トップ及びトップ娘役、二番手がいる
・階段と背負ってくる羽根
・ラインダン

これくらいしか知りませんでした。
そして、わくわくしながらバスに揺られ着いた東京宝塚劇場。迎える煌びやかなシャンデリア、階段に敷かれる赤い絨毯!雰囲気がテンションが上がる空気になっていました。
物珍しさにキョロキョロしつつ、グッズ売り場でパンフレットを買い、わくわくと席に着くと一階席!
きっとバスツアーだったのでいい席だったのでしょう。
双眼鏡を持っていく、もしくは借りるなんて発想がなかったので、比較的舞台に近い場所で観劇が出来て本当に良かったと思います。

スカーレット・ピンパーネルのあらすじ
フランス革命の最中の1794年を舞台とする。ロベスピエールを指導者とするジャコバン党の革命政府と公安委員会は、無実の罪の貴族達を反革命の罪で次々に逮捕し、ギロチンによって処刑していた。このような中、無実の貴族達を見事に救い出す謎の集団「スカーレット・ピンパーネル」(紅はこべ)がパリの街中を騒がせていた。
スカーレット・ピンパーネルは、王太子ルイ・シャルルの救出を目的として動き出す一方、革命政府全権大使のショーヴランは、スカーレットピンパーネルの正体を暴き、その壊滅を目論んでいた。物語は、スカーレットピンパーネルのリーダーのパーシー・ブレークニーを中心に、パーシーの妻マルグリット、そしてショーヴランの3人の愛情と疑念、そして憎しみを描きながら、展開していく。(Wikipediaより引用)

輝かしく豪華なイメージの宝塚、幕が開けるとまずは暗くボロを着た民衆の歌から始まり
正直、え?これが宝塚なの?イメージと違う!となりました。
予習もしていかずに見たため仰天してしまいました。ですが、その後トップさんが現れ、歌い、くるくると場面が変わり……
想像していた華やかなドレス、華麗でゴージャスな舞踏会シーン。切なくすれ違う夫婦、段々と物語に歌声に演技に引篭れていきました。
そして私の夢中になったのは悪役に位置するショーブランでした。よく悪役に目が行くんです。
低く甘い声にスマートな物腰。最高でございました。


見終わって、楽しかったねーとその場は終わったのですが、
親がとてもスカーレット・ピンパーネルを気に入りもう一度見たいと!
しかし宝塚、チケットは販売日に買わないとたいていは有りません。
当日券というものがあることは調べて確認しましたが、そこまでしなくても…
そういうことで何度も見ることが出来るDVDを予約し買いに行きました。
DVDが売っている場所は宝塚専門のキャトルレーヴがあるのですが、当時っはリサーチ不足で近くのDVD・CDショップでわざわざ予約をしました。
この時点では熱狂的にまだハマってはおりません。

 


しかし、私は家で何度も何度も「スカーレット・ピンパーネル」のDVDを見るのでした。