観劇と本と雑記

宝塚にハマりそこから様々な舞台を見に行くようになりました。本や観劇中心の日記です。

星組『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』感想

星組『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』感想

オーム・プラカーシュ・マキージャー / オーム・カプール : 紅ゆずる
シャンティプリヤ / サンディ : 綺咲愛里
ムケーシュ : 礼真琴

 

あらすじ-舞台は1970年代と現代のインド映画界。脇役俳優のオームは人気女優シャンティに恋をするが、彼女は密かに敏腕プロデューサーのムケーシュと結婚、妊娠していた。しかし彼女の存在を疎ましく思い始めたムケーシュが、事故に見せかけてシャンティ殺害を計画。現場に駆け付けたオームは、彼女を助けようと奔走するが、事故に巻き込まれ命を落とす。それから30年後。あの事故の日に生を受け、奇しくもオームと名付けられた男の子が、スター俳優となり映画界に君臨していた──。

 

とても楽しかった。面白かった。トキめいた。
初っ端から華やかな雰囲気のダンスに煌びやかなお衣装。
最高ですね。

 

そして報われない主人公のオーム・プラカーシュ・マキージャー@紅さん。
家柄もそこまでよくなくて、機会もないので
脇役ばかりのオーム@紅さんですが、
友人のパップー@瀬央ゆりあさんとわちゃわちゃしてるときが可愛いんですよ。

 

親友というか悪友というか・・・
パップー@瀬央ゆりあさんにオーム@紅さんが言いたい放題言ってるときに
想い人であるシャンティ@ 愛里ちゃんが来ちゃうシーンは楽しくて好きです。

 

シャンティ@愛里ちゃんを助けてオーム@紅さんが死んじゃうんですが、
死んでしまうその日に新たしい命、新オームが生まれるんですよ。

 

タイトルの輪廻ですね。輪廻設定、大好きですわ。
しかも今度はスーパースターに生まれ変わってるのがいいですね。

 

スーパースターだけどわがままで馬鹿息子というかどら息子というか・・・
生意気で遊び人でモテモテな紅さん。最初のオームもいいですけど
こっちのオームも好きです。
1公演で違う印象の役が見れるなんてお得ですよね。

 

ツンケンしていて生意気で坊ちゃんな演技してる紅さん好きなんですよね、
目元が鋭くなったりクリッとしたり、
むくれたりする口元が可愛いんですよね。

 

愛里ちゃんもですが、人気女優で凛としていて複雑な恋愛してるシャンティと
スーパースター大好きで天真爛漫なサンディキレイだし可愛いし最高です。
愛里ちゃんはどっちかというとシャンティのほうが好きですね。
顔はすごく可愛いんですけど、大人な雰囲気で気の強いところが最高です。

 

いろんなパターンの役を見れるのも最高ですが、
年を重ねるてる役が見れるのも最高ですよね。
ムケーシュ@礼真琴さんです。素敵でした。

 

パッと見でこいつは悪そうだってわかるんですけど
かっこいいんですよね。
スラッと背が高くって声も低くてかっこいいです。
心無い甘い言葉も最高ですよ。
野心溢れていて、偽りの優しさを出すところとか最高です。

 

スーパースターのオーム・カプール @紅さんが
過去を思い出してイライラしてる場面は好きです。

 

楽しく生きたいのに、過去にさいなまれて
苦悩する紅さんは最高ですよ。

 

だから前世の記憶を思い出すまでのあたりが最高に好きです。
もちろん記憶が戻ってから
ムケーシュ@礼真琴さんを罠にハメようとするシーンも好きです、
ここのムケーシュ@礼さんとオーム@紅さんの会話最高ですよね。

 

的を罠にハメてやるって演技してるオームの目つきとか好きですし
ムケーシュの動揺も好きです。

 

シャンティの遺体の場所がまじかって感じですが、
化けて出てきた?シャンティが
復讐するのはこの手で!っ感じの結末は最高だと思いました。

 

オームはサンディに惚れていたのかちょっと疑問が残りますけど
オームのために頑張っていたサンディは可愛いのできっと惚れてるはず。
インド映画バージョンも見てみたくなりました。